痛い中二病の記憶

24歳フリーター職歴証券会社。読んで味噌。

埼玉に行った(浦和・大宮・川越)

もうなんか社会には入っていけないだろうなーという寂しい気持ちと入りたくないという気持ちがない交ぜになっている。とにかく全てが煩わしかったから旅に出たかった。自分の足でどこまでいけるか試したかった。でもあんまりにも遠くに行くと宿泊代で金がかかる。それは嫌だし、しんどい。だから埼玉で手を打つことにした。ちょうど埼玉でスタンプラリーがあるしね。

北区から埼玉は川口へ向かい、浦和、大宮、そして川越と向かう。なんだか全てが嫌だったから河原のほとりで寝そべっていた。今日はわけのわからないぐらい快晴でなんだか少し気分が晴れた。ずっとこうして寝そべっていてもいいような気持ちになる。天国にでもいるような気分。最近サラリーマンと話したせいか自分の体調と心の調子が悪くて疲れる。毎日毎日同じ時間に起きて長時間の労働をこなす、こんなにも辛いことできる気がしない。でもそうでないとお金がない。もう考えるのもくたびれ果てた。

こうしてぼーっと河原に寝ていると人生は決められていなくて、自分たちが持っている固定概念は幻想なんだとすら思わせてくれる。

こうしていてもいいけど、行かなくちゃ。でも今思えば、どこへ行くの?と言いたくなる。毎日通うような職場があるわけでもないし、僕はどこへ行けないいのか?でも大事なのは行き場所なんてわからなくてもとにかく進んでみることということだけはなんとなく理解できた。

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そんなこんなで自転車を進める。川口を超えたのは初めてだ。川口超えだ。しばらくしたら浦和に着いた。僕はサッカーとかスポーツはあんまり好きじゃないから浦和は合わないだろうと思っていたけど、けっこー居心地がよかった。でもくつろげる場所は少なそうだ。スタンプを押して次のスポットの大宮へ。大宮の噂はかねがね聞いていた。大宮=田舎みたいな話を聞いていた。そもそも埼玉=田舎みたいな幻想はなんなんだろう?普通に東京に近いし、いい感じの都会だし、かっこいいイメージ持ってるんだけど。

そんなこんなで大宮に着いた。といっても大宮駅周辺とかではなくて氷川神社というところに行った。そこにスタンプがあるから。

「また、神社仏閣か…」

そんな気分にもなる。そしてこの神社、神社に入るまでの氷川参道なるものはいい感じなのだが、なにぶん観光名所っぽいので人が多い。人がパシャパシャ写真を撮っているのを見て、場所自体を楽しめるだろうか…結論全然楽しくなかった。

神社自体もとくになんとも思わなかった。唯一池はいいなと思った。

もうめんどくさいので神社を後に。その後盆栽村とか回った。

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そして遠い遠い川越へ向かう。特に期待してなかったけどこれがこの旅の最高の終点であり、美しい景色を僕に見せてくれた。

川越は地図を見ると遠そうで嫌だなーと思ったけど、最後のスタンプのためだ仕方ないと思い、向かうことに。最初西大宮バイパス(今回の旅の超重要道路)までだらだら向かった。西大宮バイパスと他の道が交差していて最初は困ったけど、なんとか進むべき道にたどり着いた。こんな僕にも今は進むべき道があるんだ。それだけはその時は幸せだったと思う。西大宮バイパスをしばらく行くとずいぶんと田舎道になってきた。東京というのはあまり人が住むには適していない街だなとつくずく思う。坂多いし、人多いし(そこが長所でもある)、観光名所多いし、家賃高いし(まあ、僕のアパートくそ安いけど)。とても特殊な街だと思う。

 

川越へ向かい続け、橋を渡ることになった。長い長い高い高い怖い怖い橋だった。前から車がバンバンきて風圧で怖かった。でも目の前におちる夕日が本当に綺麗で驚いた。高いところにいたのもあって綺麗に見えたのかもしれない。夕日は人を振り返らせる。本当に綺麗で仕方なかった。橋の上にいる恐怖とあいまって感動が倍になった。なんて美しいんだ…眼前にひろがる山々と夕日という普段は見逃してしまう絶景。ここで見る夕日は本当に綺麗だ。橋は怖くて仕方なかった、足がすくんでいた。でも橋を渡りきった時は達成感でいっぱいだった。旅と夕日はセットだと思う。

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そしてそこからひたすら田舎道をこぎ続けなんとか川越へ。川越は京都みたいな街並みだった。正直なんの前情報もなかったからびっくりした。とても古い建物や味のある建物が多くて趣があった。そして最後のスタンプを押す。お土産屋で120円の酒まんじゅうと100円ぐらいの一口さぬきうどんみたいのを食べた。感動するぐらいうまかった。ここまで自転車をこいだ甲斐があったな。

ありがとう、川越、そして川越。