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痛い中二病の記憶

24歳フリーター職歴証券会社。読んで味噌。

夜の電車に揺られる

あまり電車には縁がなく生きてきた。ただ座って揺られるだけだった。でも今日の電車は良い雰囲気だ。終電だからかもしれないし、田舎道ばかりだからかもしれない。乗り過ごすのが死ぬ程怖いけど、最近の日常から逃れられて少し心が落ち着く。電車の明かりは薄暗いし、電車の周りは真っ黒だし、窓に映る自分の顔は相変わらず不細工だけど。ゆったりとゆったりと疲れた心地の良い夜の優しい雰囲気が体を包む。

しばらくなったことがない穏やかな気持ちだ。誰とも競いたくないし争いたくない、でもそうもいかない。そんな世界にうんざりしていた。でも世界にはこんな綺麗な時間があるんだね。電車に乗ってる間、なにをしたわけじゃないけど、読むのに疲れてきた本を閉じ、ゆったりと流れる時間を感じる。

でも孤独だ。孤独すらも夜の優しさは忘れさせてくれる。人といても孤独だ。でも夜はなんでだろうな、こんなにも悲しいのに悪くないのは。